札幌座の俳優である西田薫が、朗読の面白さを伝えたいと立ち上げたのが<ru企画>です。
岩見沢での学生時代からギタリストとして活躍する山木将平と共に数々の作品をお届けしています。
初めての作品は2019年にまなみーる岩見沢市民会館2Fレストランラウンジでも上演した「太宰で爪弾く」。同年12月には「すすきのを爪弾く~聖夜の憂哀歌」、2020年には「すすきのを爪弾く~七夕の憂哀歌」を発表し、2023年は札幌の豊平館で「向田邦子で爪弾く」を上演し、耳で聴く文学をお楽しみ頂きました。
今回は「爪弾く」シリーズ第5弾として川上弘美の百年の愛の物語を選びました。斎藤歩を演出に迎え、写真ビジュアルも添えて、目と耳で楽しむ朗読パフォーマンスを、大ホールの舞台上に特別にしつらえた空間でお届けします。